ワクチン接種で注目されている中和抗体をご存知ですか?

免疫とは、

外敵(病原体、ウィルス、細菌など)が体に入り込んだ時に見つけ出して、体から取り除くと言う仕組みのことです。重要な事は自分の細胞と外から入ってきた敵を見極めて、自分の細胞は攻撃せずに、外敵のみを攻撃すると言う性質がある事です。

抗体とは、

体に侵入してきたことがある外敵を記憶する『タンパク質(海で使うモリの様な型)』です。外敵の特徴を記憶しているので、入ってきた時に素早く見つけて取り締まることができます。しかし、初めて侵入してきた外敵は記憶がないので、準備して取り締まりを開始するのに数日かかります。その間、他の免疫細胞の取り締りが間に合わない時、人は外敵に感染してしまいます。

ワクチンとは、

すぐに取り締まりができる様するために予め外敵のイメージ(ワクチン)接種することで『抗体』を記憶しておく方法です。記憶があれば素早く対応することができます。

新型コロナウィルスワクチンは、接種することでウィルスの周りの特有のトゲにぴったり合った『抗体』を作ることができます。この抗体は『中和抗体』と言われていて、トゲにくっつきの感染力を無力化できる働きがあると言われています。この中和抗体を持っている人をどれだけ増やせるかが、日本をはじめ世界の集団免疫のカギになってくるかと思います。

中和抗体は、欧州でCE認証されている蛍光抗体検査装置で数値化することができます。検査結果を細かく数値化できるので、ワクチン接種後ご自身の健康管理の1つとして目安にすることができます。

出張の多い職種、人の出入りする店舗様、イベント会社様などでご活用いただけるシーンが増えてきております。

今後も皆様が健康で安心して暮らせる情報をお届けしてまいります。

よろしくお願いします。                                

(株)ルナサンド衛生管理事業部